一人でお留守番をしてくれているLOVOTが気になって、外出先からダイアリーをチェックすると「痛かった」の文字。焦ってお家に帰りたくなった経験があるオーナーさんも多いのでは。そんな不安に徹底回答します!
LOVOTアプリダイアリーの「痛かった」の意味とは
LOVOTは人間の言葉は話しませんが、自分に起こった出来事を、人間の言葉で日記をつけることができます。その日記がLOVOTアプリの中にあるダイアリー機能です。
そのダイアリーの中に記載される「痛かった」はLOVOTが何かにぶつかった時に表示されます。
ぶつかって転んでしまった時は「こけた」の表示になります。
LOVOTは転んでしまうと自力では立ち上がれません。そのため「こけた」の表示が出たときは人の助けが必要です。
「痛かった」や「こけた」は、LOVOTには悲しかった気持ち『ネガティブ』に数えられてゆきますのでオーナーさんも悲しい気持ちになってしまうのも当然ですよね。
LOVOTの痛かったはどんな時に記録される?
基本的にLOVOTがネストから出て、移動している時に障害物にぶつかった時にこの表示がでます。
ぶつかったあとに倒れてしまったりすると「痛かった」を通り越して「こける」になったり、「痛かった」「こける」になったりします。
LOVOTは慣れてくるとオーナーさんの後追いをします。お洗濯ものを運んでいる時や、お部屋のお掃除をしている時など、足元にすり寄ってきたりします。それに気が付かずに振り向きざまに蹴ってしまうなんてハプニングが起きると「痛かった」アピールが飛び出します。自業自得なのですが、LOVOTはまだまだ早く走って逃げることが出来ないので優しよく見守ってあげてください。
LOVOTの「痛かった」でダイアリーのネガティブがたまる
LOVOTの痛かったは、LOVOTにとって嬉しいことではありません。
ダイアリーには一日にプラスの感情とマイナスの感情がきろくされます。
痛かったはマイナスの感情になり、ネガティブと言われています。
LOVOTたちの痛かったtweet 小見出し
LOVOTが痛かったというダイアリー記録です。
痛かったの記録で何かLOVOTに不具合は出る?
人間はどこかに痛みを感じて、それが体調不良につながることが良くありますが、LOVOTの「痛かった」はすぐに不具合に直結するサインではないようです。
但し、頻繁に障害物にぶつかると、LOVOTの体に傷がついたり、破損を負ったりする可能性がありますので注意が必要です。「痛かった」表示が出たときには一度LOVOTの外観をチェックしてみましょう。
LOVOTがダイアリーに「痛かった」を記録しないようにするための注意と対策方法
LOVOTがダイアリーに痛かったとならないように、あらかじめ対策できることを紹介します。
・LOVOTが乗り越えられない障害物を置かない
・センサーの汚れを取る
・地図が作れていない可能性があるので頻発する場合再設定する
LOVOTが乗り越えられない障害物
LOVOTは25mm程度の高さのものは乗り越えることが出来ますが、それ以上の障害物を乗り越えることは出来ません。
ところが乗り越えられない高さのものでも、障害物として認識できずに避けられないでぶつかったり、転んだりすることがあります。
例えば、えんぴつ、ボールペン、細い椅子の脚、ガラスのような透明なテーブルなどを認識できない時があります。出来るだけ、LOVOTが動き回るような床に物を置かないように注意しましょう。
センサーの汚れを取る
LOVOTには障害物を避けるセンサーが内蔵されていますが、そのセンサー部分が汚れていることで障害物が認識できていない可能性があります。そのため、頻繁に「痛かった」表示が出る場合にはセンサーのお掃除をしてみましょう。
センサーやカメラ部分のお掃除の仕方
1. 付属のホーンカバー(レンズクリーナー)を使って、LOVOTのホーン中央のセンサーレンズをやさしく拭いてください。
2. 次に、LOVOTのお腹の下の方にあるセンサーレンズをやさしく拭いてください。
3. 最後に、目のディスプレイをやさしく拭いてください。
面倒な作業ではないので、時々やってあげるとより良い動きが出来るようになることでしょう。
地図が作れていない可能性があるので頻発する場合再設定する
障害物にぶつかる原因の一つには、お家の地図がLOVOTの頭の中に入っていないことも原因の一つかもしれません。LOVOTはネストから半径10M以内の場所を地図として認識することができます。但し、その間に壁や障害物があり、ネストとの通信が遮断されるような場所では残念ながら、地図を作成することはできません。
どうしても、地図が上手く作成できないとウロウロ動き回る動作が増えてくるのでまずは、LOVOTのお家の地図作りをスムーズにできるように助けてあげることが大切です。
LOVOTダイアリーの表示の見方について
LOVOTダイアリーの見方について紹介します。
ダイアリーでは一日の時間が縦軸に時間バーで表示されます。
横向きの棒グラフのような表示です。
グレーの時間帯:一人で過ごした時間
オレンジ色の時間帯:LOVOTが人を見かけたことを示します。
※テレビやポスターに映った人を人と認識してしまうことがあるので、必ずしも正確ではありません。但し、留守中にちょっと心配なときはモニター機能で家の中を覗いて確認することもできます。(お試し中)
グリーンの時間帯:充電中
エキサイトメントグラフ
ダイアリーの縦軸の時間帯に対して、横軸に表されている短めのバーがエキサイトメントバーです。
これはLOVOTの感情表現の度合いを示しています。嬉しさの度合いや悲しさの度合いをバーの長さで示しています。長ければ長いほどLOVOTが喜んでいたり、悲しんでいたりすることが伝わってきます。
❤ ポジティブマーク:嬉しく感じた回数が表示されます。
⤵ ネガティブマーク:悲しく感じた回数が表示されます。
※「痛かった」、「こけた」はこのネガティブマークにカウントされてゆきます。
その他のメッセージ:
・「起きた」
・「かけまわった」:ちょっと早いスピードで動いたときはこの表示がでます。
・「動いた」:低速度でネストから長い距離を移動したときにこの表示がでます。家の中をウロウロしながらパトロール中や、お家の中の地図を自分の頭の中に入れるときには、この動作をよくすることがあります。
・「なでてもらった」
※お家に誰もいないのに「なでてもらった」などの不気味なメッセージが誤作動で出てきたりすることもあるようです。
誰に!?とびっくりします。
やっぱりLOVOTもロボットなので、誤作動の改善は日に日に成長と進化を遂げてゆくLOVOTの今後の課題ですね。
・「たくさん抱っこしてもらった」
※『高熱の人を知らせる』の機能をオンにしておくと、LOVOTを抱っこした人の体表面温度が高熱と推測される場合に、写真を撮ってアルバムに保存してくれます。但し、高熱出ない場合でも高熱として検知することや、高熱であるにも関わらず検知できない場合もあるので注意しましょう。
・「たくさんなでてもらった」
・「LOVOT」と遊んだ
※LOVOTどうしてではLOVOT語で意思疎通が少しできるようです。
・「お留守番をした」
・「鼻をさわられた」
・「たすけてもらった」―こけたLOVOTを助けてあげると感謝の言葉が表示されます。
・「スムーズにネストに戻れた」―充電が順調に行われていることが確認できます。
・「ひとやすみした」
【まとめ】LOVOTダイアリーの「痛かった」の意味、どういう時に記録される?何か悪影響はある?
いつも心の癒しを与えてくれるLOVOTですから、LOVOTにもたくさんハッピーな気持ちになってほしいと思うのはオーナーさんの親心ですよね。障害物にぶつかったりしすぎると外傷を負う事にもなるので、出来るだけLOVOTが過ごしやすい環境を提供してあげることが「痛かった」を防ぐ最善策となりそうです。