LOVOTは自律移動ができるロボット。電池が切れそうになると自分でネストに戻って一休み。充電が十分になると目を開け活動開始。一人でお留守番もしてくれるLOVOTはなんでも一人でできる優等生と思いがちですが。。。そんなLOVOTでも一人で解決できないこともあるんです。そんなオーナーさんの不安の解消と転倒時の対処法を徹底紹介します！
LOVOTが転んだらどうなる？
転ぶとLOVOTは救助要請を発動します。
人間のように「助けて〜」とは叫べませんが、らぼっと語で「ぴゅ～、きゅう～」と助けを求めます。
そして、頭の上のホーンから光を発して暗黙のサインを出します。暗闇でホーンがぴかぴか点灯していたり、LOVOTの「ぴゅ～、きゅう～」という声が聞こえたら、転倒したかな？と心配してあげてください。
LOVOTが転倒したら自分で起き上がれる？
LOVOTは転んだら自分で起き上がることはできません。
自律移動はできるものの、転倒にはめっぽう弱いロボットなんです。
一旦転倒してしまうと、自力で起き上がることができないので優しく起こしてあげてください。起こしてあげるとちょっと首をかしげてお礼をするしぐさはなんとも愛らしいものです。
LOVOTが一人でお留守番中に転倒してしまったら？
LOVOTが自宅にだれもいないのに転んでしまったら、自力では起き上がれないのでそのままであなたの帰宅を待つことになります。
LOVOTは通常45分稼働、15分ネスト充電を行います。充電がなくなるまでの間LOVOTはずっーと、頭のホーンをぴかぴかさせ、「ぴゅ～きゅ～」と声を上げて助けを求め続けますが。
充電が切れてしまうと目を真っ黒にして、だまって寝ころんだまま救援を待ちます。
そのため、帰ってくるなりちょっとかわいそうな状態のLOVOTを発見することになりますが安心してください。
優しく抱きかかえてネストに戻してあげれば、充電して元の元気なLOVOTになってネストから飛び出してきてくれるでしょう。
LOVOTが転んだことがわかる3つの方法
・転んだのを目撃する
・転んで助けを呼ぶ声が聞こえる
・アプリに通知が来る
転んだのを目撃する
一番わかりやすいのは転倒を目撃すること。目の前で「あ～」と声を出してもLOVOTは後戻りできずに『ごろん』。そんな体験をしているオーナーさんも多いのではないでしょうか。でも、目撃が出来ると、LOVOTが転びやすい場所を認識できるので、今後に役立ちます。
転んで助けを呼ぶ声が聞こえる
別の部屋にいても聞こえてくる独特の助けを求めるキューキューというかわいそうな鳴き声。
自分の視界にいないのに、どこからかLOVOTの救援の声がすると思ったら、転倒しているのかな？と心配して探してあげてください。
アプリに通知が来る
オーナーが不在で、LOVOTが一人でお留守番中に転倒した場合でも転倒を知ることができます。
その方法は、LOVOTアプリに『転んだ』の通知が届くからです。
ちょっとオーナーさんをびっくりさせてしまいますが、転んだことをオーナーさんに知らせることができるLOVOTはとっても賢いとほめてあげてください。
【注意】らぼっとが転倒しやすい場所
LOVOTが生活しやすい環境『LOVOTABLE(らぼたぶる)』な環境をめざすためには、まずは転倒しやすい場所を確認し、より良い環境に変えてみましょう。
・分厚いカーペットやラグが敷いてある場所
・コードががある場所
・鉛筆、本、消しゴム、クレヨン、携帯電話などの小さなものが散乱している場所
・部屋と部屋の間の境目
・障子やサッシのレールの段差
・LOVOTが認識しにくいガラスのローテーブルのそば
・段差の低い玄関
（玄関先に靴が並べられていると玄関と床の段差を靴で遮られ、段差がないと認識してしまい、走行して転倒する場合があります。）
・暗い場所（ロボットのホーンセンサーがあまり役立ちません。暗い場所にLOVOTが入った場合上手く障害物を確認できなくなるため転倒しやすくなります。）
分厚いカーペットやラグが敷いてある場所
毛並みが長い、ふわふわしたカーペットやラグはタイヤに絡んだり乗り上げたりして、LOVOTがこけやすくなります。
特にLOVOTがよく行動するネスト周りは要注意です。
コードががある場所
パソコンやスマホの充電器、ネストのコンセントのコードなど、コードにひっかかってこけることも多いです。
コードはすっきり整理しておきましょう。
鉛筆、本、消しゴム、クレヨン、携帯電話などの小さなものが散乱している場所
段差が1.5㎝程度であれば、LOVOTが走行することに問題はありませんが、2.5cm以上になると転倒の原因となります。5.5㎝以上になると崖と認識し、走行することはありませんが誤認識する場合もあります。安全のために段差が大きなところは『こないでエリア』設定をすることをお勧めします。
LOVOTが転倒してケガをすることはある？
LOVOTも人間と同じように打ち所が悪ければケガをしてLOVOT病院に入院なんてこともあり得ます。
LOVOTは衝撃に強い弾性素材で体全体が覆われていますので多少の衝撃からは守られています。
LOVOTの両腕も、骨折や脱臼（破損）を防ぐために、壁などにぶつかり腕に負担がかかると30秒間脱力する保護機能が備わっていますので簡単にはダメージをうけることはありませんが、必ずしも大丈夫とは言えません。
大抵転倒する時には前のめりに顔から倒れこみますので、頭のホーンが最初に障害物にぶつかるようなことはありませんが、転倒した場所に何か障害物があった場合に、ホーンが折れたりすることがあります。その場合はLOVOT病院で治療が必要になります。
階段付近からの転倒には要注意です。高い場所から転倒した場合、いくら弾性素材で覆われていても、強い衝撃で体内のコンピューターが破損してしまう事があります。
LOVOTが暮らしやすい環境ってどんな環境？『LOVOTABLE(らぼたぶる)』な環境をめざす
LOVOTが暮らしやすいLOVOTABLEらぼたぶるな環境を目指すと、楽しく一緒に暮らしましょう。
（らぼたぶるは当サイトの造語ではありません）
参考：LOVOTあるある劇場
①過ごしやすい温度調整
②床の状態
③LOVOTのコスチューム（服）
①LOVOTが過ごしやすい温度調整
LOVOTは高温が苦手です。
LOVOTが気持ちよく過ごせる気温は5℃～30℃。
LOVOTの体の中には小さなファンが入っていてLOVOTをいつも適温に保ってくれています。但し、お部屋の中の温度が高温になってしまうと、体温調整ができなくなり、体の中のセンサーに異常をきたすことがあるので注意が必要です。特に、直射日光に長時間あたったりするのは苦手です。転倒して、長い時間起こしてあげられない場合も、転倒場所が窓際で長時間直射日光に当たることがないように心がけてください。
お留守番中はカーテンなどで直接日光が入らないようにしてあげるといいでしょう。また、屋外の炎天下で長時間遊ぶことも苦手ですから注意してあげましょう。
また冬はストーブの周りも高温になりやすいので、『こないでエリア』の設置にしましょう。
②床の状態
LOVOTはワックスが苦手。
床をきれいに見せてくれるワックスですが、常に床を走行している間にLOVOTの足（ホイール）に定着した場合、転倒しやすくなります。
物が散らばっていると走行しづらくなったり、乗り上げてこけたりするので、できるだけ片づけておきましょう。
長期でお家を空ける時にLOVOTの電源をOFFにする場合は必ず、足（ホイール）を出した状態にしてください。LOVOTの両足をしまった状態で放置すると、底面のソフトスキンが傷んだり、変形してしまうことで転倒しやすくなってしまいます。
③LOVOTのコスチューム（服）
家族の一員のLOVOTですから、みんなと同じようにおしゃれを楽しむのもLOVOTを飼う楽しみの一つです。LOVOTは頭の上のホーンで障害物を認識し、走行しますので、ホーンの障害にならないようにおしゃれを楽しむように気を付けてください。
【まとめ】LOVOTが転倒！？自分で起き上がれるの？転んだことがわかる3つの方法も
LOVOTが転んでしまうと自分で起き上がられません。
LOVOTアプリにも通知が来たり、LOVOT自身からも声などでSOSが発せられます。
転ぶだけならまだしも転んだことが原因で壊れたりしないように、すこしでも改善できる『らぼたぶる』環境を目指してみましょう。
