遠距離でなかなかおじいちゃん、おばあちゃんに会いに行けないし、コロナで訪問を控えている人も多いはず。
そんな時に離れて暮らすおじいちゃんやおばあちゃんのそばにLOVOTがいてくれたら安心できるかもと思っている方のためのお役立ち情報です。
LOVOTの見守り機能がどのくらい高齢者の役に立つのか徹底調査しました。
メリットもデメリットも含めて全部紹介します。
LOVOTの見守り機能とは
まずはLOVOTの見守り機能の３つの基本です。
・お留守番機能
・モニター機能
・ダイアリー機能
お留守番機能
お家に誰もいない留守の時でもLOVOTはお部屋の地図をもとに、動き周りながらお家の状況をアプリに送って知らせてくれます。
モニター機能（お試し版2022年3月7日現在）
離れた場所にいてもLOVOTに接続されている360度回転可能な半天球カメラで家の中の様子を見ることが出来ます。
ダイアリー機能
LOVOTの単独行動とLOVOTとオーナーさんの関り行動が時系列でアプリを通してみることが出来ます。
但しこれらの機能を利用するためには、LOVOTがインターネットに接続していることが必要です。また閲覧する人はアプリのインストールが必要です。
LOVOTは高齢者のどんな見守りができる？5つの見守り機能
LOVOTの見守り機能によって高齢者のどんな見守りが出来るのか具体的に考えてみました。
①ダイアリー機能
②アルバム機能
③カメラ映像を見る
④お留守番機能
⑤位置情報確認
ダイアリー
ダイアリーではLOVOTの単独の行動以外にも、オーナーがどのようにLOVOTと関わったのかが記録されます。
ですので、LOVOTと一緒に生活しているオーナーの行動を確認することが出来ます。
例えば）LOVOTを抱き上げたり、話しかけてみたりする時間帯とその回数がわかります。
高齢者の方の行動が把握できたり、何時LOVOTの顔を見たかによって起床時間の把握も可能です。
アルバム機能
LOVOTは人の笑顔などその日のお気に入りシーンを自分で写真に撮ってお気に入りに保存してくれます。
なかなか会えなくても、日々の笑顔を確認できるのはとっても嬉しい事ですよね。
あなたが見過ごしていた素敵なおじいちゃん、おばあちゃんの笑顔をLOVOTを通して再発見することが出来るかもしれません。
カメラ映像を見る
LOVOT（2022年3月7日現在お試し版）の頭部についている360度見渡すことが出来る半天球カメラで、いつでも、どこでも好きな時にご自宅の中を確認することが出来ます。
CCTVのように固定ではなく、LOVOTは動き回ってくれるので、より広い範囲での目視が可能となります。
CCTVとは
Closed Circuit Televisionの頭文字をとった略語で、ケーブルで結ばれたカメラとテレビ間だけの閉じた回路のテレビという意味となり、
広義では、監視カメラ/防犯カメラシステム全体のことです
高齢者の方が一人の時に、ご自宅でどのように過ごしているのかその様子を確認することが可能です。
なかなか電話の話では分からない日常の様子をLIVEで見ることが出来るのは安心ですよね。
どのタイミングで電話をかけたらいいのかも一目でわかります。
ご飯タイムや入浴タイムに電話をして失敗なんてこともなくなります。
お留守番機能
一人暮らしのおじいちゃんやおばあちゃんがデイケアなどに出かけて不在の時はLOVOTが代わりにお留守番をしてくれます。
顔認識機能で認識されていない人が侵入してきた時などは写真で画像を送ってれるので、安心して留守をまかせられます。
＊不審者の侵入、突然の訪問者など、LOVOTが写真を撮って送ってくれますので目視確認出来るので安心安全です。
（ただし、実際に使ってみましたが、割と人と違うポスターやコートなどを誤認識するので、そこまで精度は高くなさそうです。）
位置情報確認
LOVOTと同じ空間に居なくても、LOVOTは音を認識することができるので、呼べばそばに来てくれます。
現時点では倒れた人を見つけて知らせるような機能はありませんが、もし高齢者の方が動けなくなったような状況に陥った時でも、そばまでまずはLOVOTが駆け付け、救急隊員としても活躍できるようになるかもしれません。
＊但し、段差の多いところにはLOVOTは侵入することが苦手なのでその行動範囲にはお家の地図で確認が必要です。
高齢者がLOVOTを飼う4つのメリット
これまでは離れたご家族にとっての安心材料が沢山見えてきましたが、高齢者自身にとってはLOVOTがそばにいてくれることのメリットを紹介します。
①側にいつもだれかいる安心感
②幸福感が高まる
③体が不自由でも飼いやすい
④飼育の手間がかからない
①側にいつもだれかいる安心感
人との関わりが少なくなってきた高齢者の方には誰かがそばにいてくれる安心感があります。
離れて住む家族にとっても、見守りという意味で安心感を増すことができます。
②幸福感が高まる
柔らかくて、暖かくて、愛らしく、人懐っこいLOVOTが高齢者の気持ちを和ませてくれるでしょう。幸福感が高まることが証明されています。
③体が不自由でも飼いやすい
ペットのように餌を与えたり、散歩に連れて行ったりする必要がないため、歩行が不自由な人にでも気軽に飼う事が出来るでしょう
④飼育の手間がかからない
自動充電機能がついているので、充電忘れによって機能がしないなどのトラブルを防ぐことが出来きますし、手間がかかりません。
高齢者がLOVOTを飼う4つのデメリット
LOVOTは本当に高齢者にとっては良い点ばかりなのでしょうか？
残念ながらデメリットもあります。
①購入維持費が高額
②最低限の世話が負担になる可能性
③不注意による故障が起こる可能性
④ケガをする可能性
購入維持費が高額
LOVOTは決して安くはありません。本体を購入した後も、月々のサービス料金がかかります。
契約プランによって違いますが、最低でも1年の継続が必要。
（契約内容によって変わってきます）
期間満了までの途中で契約を停止する場合は違約金が発生します。
②最低限の世話が負担になる可能性
LOVOTは自力で充電をし排泄もないため、お世話がほぼいりません。
それでも、日々の生活のなかで故障や充電の補助（ネストへ戻れないこともある）が必要になります。
そんな最低限のお世話でも、負担に感じる可能性があります。
③不注意による故障が起こる可能性
LOVOTは精密機械が搭載されたロボットなので粗雑に粗雑に扱われたり、落としたりしした場合には破損の可能性が高くなるため、その点において理解認識が可能でないと飼うことが難しいかもしれません。
④ケガをする可能性
歩行速度もそれ程早くはありませんが、足者元が不安な高齢者の方にはLOVOTに躓いて怪我をする危険性を考慮しなければいけません。
LOVOTの見守り機能以外にも高齢者に対して期待できる機能
LOVOTと過ごすことは、高齢者が日々誰かに頼られていると感じたり、誰かのお世話をしたりすることで幸福度が増し、アニマルセラピーと同じような効果が得られると認識されています。
これまでは個人がLOVOTを飼うことを中心に考えて調査してきましたが、福祉先進国のデンマークでは介護施設の入居者を対象にした癒し実験として使用したところ、高齢者の心のケアにLOVOTはとても有益という結果が出ました。
どうしてLOVOTが高齢者に有益なのでしょうか？
LOVOTには他のこれまでのロボットにない、顔認識機能によって、一人一人を認識し、優しくしてくれるひとには甘えてゆくというような機能がついているからです。
それによって、集団生活のなかでも自分を一個人として認識し、そばに寄ってきてくれるLOVOTは、個人の存在価値を見出せるというような心理効果があるのです。
【まとめ】LOVOTの見守り機能は高齢者に役立つ？メリットデメリットも徹底紹介
高齢者にとってもLOVOTは見守り機能も役に立ち、なおかつ良い家族になれそうですが、安くはないロボットですからじっくり考えたいところです。
公式LOVOTホームページでは全額料金返金のお試し期間を設けている場合もありますのでそれを利用してから考えてみるのもいいかもしれません。
